- 不眠症の原因
- 不眠症におすすめの食べ物
- 不眠症におすすめの生活習慣
- 不眠症におすすめの漢方薬
不眠症の原因は?
ストレス、高血圧・心臓病などの疾患、精神的な疾患、薬物(コーヒー、ニコチンなど)、生活リズムの乱れ、騒音・光などの環境の問題などが不眠症の原因として考えられます。
不眠症については、あまが台ファミリークリニック様の「【 超熟睡法!】 薬に頼らず最高の睡眠を得る方法 | 医師 解説」という動画がとても参考になります。
不眠症におすすめの食べ物
不眠症の多くは気滞と血虚のどちらもあることが多いです。
気滞があることで入眠障害になり、血虚があることで中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害につながります。
不安の原因の気滞の症状には香りの良いたべものがおすすめです。
- 紫蘇
- 薄荷
- 春菊
- セロリ
- ジャスミンティー
血虚を補うためには色の濃い野菜が重要です。
- 色の濃い野菜(人参、小松菜など)
- 黒胡麻
- 肉類
- 魚類
不眠症におすすめの生活習慣
不眠症の多くは気滞の溜まっている体質、もしくは血虚の血が不足した体質が考えられます。
気を巡らせるためにウォーキング、ジョギングがおすすめです。
血を消耗しないようにスマホの使い過ぎ、部屋の照明を暗くすることがおすすめです。
不眠症におすすめのツボ
神門
神門(しんもん)は少陰心経のツボで、心の気を養い、精神を安定させ、不眠症におすすめです。
不眠症におすすめの漢方薬
疲労感、熟睡感がないときは帰脾湯
心の血が不足することで不眠症、睡眠の質の低下につながります。
帰脾湯の酸棗仁・竜眼肉が心の血を養うことで、睡眠の質を改善します。
普段からイライラしやすく、寝付けないときは抑肝散
抑肝散の釣藤鈎・柴胡が入眠を邪魔する気滞をめぐらせます。
普段からイライラしやすい方、気がたかぶりやすい方、寝つきが悪いときは抑肝散が適しています。
イライラ、不安、便秘がちなときは柴胡加竜骨牡蛎湯
柴胡加竜骨牡蛎湯の柴胡がイライラ・不安の気を巡らせ、竜骨・牡蛎が不安な気持ちを鎮め、睡眠しやすくします。
イライラと不安もあり、便秘がちで不眠症の方は柴胡加竜骨牡蛎湯が適しています。
ホルモンバランスの乱れと不眠症には逍遙散
逍遙散は当帰・芍薬が血を養い、ホルモンバランスを整えつつ、柴胡・薄荷が気滞を巡らせます。
ホルモンバランスの乱れに伴う不眠症には逍遙散が適しています。
驚きやすく、不安、不眠症があるときは桂枝加竜骨牡蛎湯
桂枝加竜骨牡蛎湯の竜骨・牡蛎が不安な気持ちを鎮めつつ、睡眠を助けてくれます。
驚きやすい、ビクビクしやすく、不眠症の方には桂枝加竜骨牡蛎湯が適しています。
舌の苔が厚く、不安、不眠症があるときは温胆湯
温胆湯の陳皮・半夏・竹茹がヌメリをとることで、本来の気の流れに戻し、不安、不眠症に効能効果があります。
舌の苔が厚く、不眠症の方には温胆湯が適しています。
不眠症でお悩みの方は気軽にLINEからご相談ください。漢方で少しでも不眠症を解消するお手伝いをできればと思います。