- 神経痛の原因
- 神経痛におすすめの食べ物
- 神経痛におすすめのツボ
- 神経痛におすすめの漢方薬
神経痛の原因は?
神経痛の原因は、末梢神経から大脳に至るまでの侵害情報伝達経路のいずれかに病変や疾患があるため起こります。
神経痛はそれだけでなく、精神心理的な疾患による心因性疼痛の可能性もあり、一度病院の受診をおすすめします。
漢方薬は病名でなく、状態・体質で考えます。どの疾患でも関節痛でお悩みであれば、漢方薬を服用していただいて大丈夫です。
神経痛におすすめの食べ物
漢方で神経痛の食べ物を考えると、巡らせるものと、補うものに分けて考えます。
- 張ったような痛みの気滞にはジャスミンティーなどの香りのいい食べ物。
- 刺すような痛みの瘀血にはタマネギなどの適度な辛味のある食べ物。
- 筋肉が弱ってくる血虚にはたんぱく質。
- 加齢による腎虚には山芋、長芋、里芋の粘り気のある食べ物。
神経痛におすすめのツボ
陽陵泉
陽陵泉(ようりょうせん)は少陽胆経のツボで、痛み全般を緩和しれくれます。
神経痛におすすめの漢方薬
しびれ、血のめぐりが悪い神経痛に疎経活血湯
- しびれ
- 刺すような痛み
- 血の巡りが悪い
疎経活血湯の当帰・芍薬が筋肉を養い、桃仁・牛膝が血流を改善し、神経痛を緩和します。
刺すような痛み、血の巡りが悪い神経痛には疎経活血湯が適しています。
冷えて痛む神経痛には桂枝加朮附湯
- 冷えると痛む
- 温めると楽になる
- こわばる
桂枝加朮附湯の桂皮・附子が身体の奥から温め、止痛に働きます。
冷えて痛む神経痛には桂枝加朮附湯が適しています。
体は冷えているが、局所では熱感があるときは桂枝芍薬知母湯
- 冷え性
- 痛みの部位は熱感がある
桂枝芍薬知母湯の附子・桂皮が温め、止痛に働き、知母が熱をとり、神経痛に効能効果があります。
冷え性だが、患部には熱感があるときは桂枝芍薬知母湯が適しています。
加齢によるしびれ、慢性的なしびれには独活寄生丸
- 加齢によるしびれ
- 慢性的なしびれ
- 高齢者のしびれ
- 身体の元気がない
独活寄生丸の杜仲・牛膝が補腎し、当帰・芍薬が血を養い、党参が気を補うように、独活寄生丸には補う生薬が多いです。
補うことでしびれを緩和します。
高齢者のしびれ、慢性的なしびれには独活寄生丸が適しています。
顔面痛、頭痛には清上蠲痛湯
- 頭痛
- 顔面痛
- 慢性に経過した痛み
清上蠲痛湯には痛みの原因となる風を発散する生薬が多く入っています。
顔面痛、頭痛には清上蠲痛湯が適しています。
神経痛でお悩みの方は気軽にLINEからご相談ください。神経痛に悩まない生活を送れるお手伝いをできればと思います。