- 不安障害の原因
- 不安障害におすすめの食べ物
- 不安障害におすすめの生活習慣
- 不安障害におすすめの漢方薬
不安障害の原因は?
不安障害は不安や心配が敏感になってしまい、日常生活に支障をきたしている状態のことです。
不安障害、不安神経症、症状によってはパニック発作、社交不安もあらわれます。
原因はまだわかっていません。
不安障害の主な症状について、こころ診療所チャンネル様の動画がとてもわかりやすいので載せておきます。
不安障害におすすめの食べ物
不安障害の多くは気滞と血虚のどちらもあることが多いです。
とくに心の血が不足することで、ちょっとしたことで心が動揺してしまい、過度な不安、動悸につながります。
不安の原因の気滞の症状には香りの良いたべものがおすすめです。
- 紫蘇
- 薄荷
- 春菊
- セロリ
- ジャスミンティー
血虚を補うためには色の濃い野菜が重要です。
- 色の濃い野菜(人参、小松菜など)
- 黒胡麻
- 肉類
- 魚類
不安障害におすすめの生活習慣
不安障害の症状の多くは、気滞の溜まっている症状と血虚の虚弱体質が同時に存在します。
気を巡らせると同時に、身体に無理させないことです。
ウォーキングでしっかり気を巡らせながら、適度に身体をつかうのがおすすめです。
血を消耗しないようにスマホの使い過ぎには注意が必要です。
不安障害におすすめのツボ
内関
内関(ないかん)は心包経のツボでパニック、動悸がみられるときにおすすめです。
不安障害におすすめの漢方薬
不安で気持ちが落ち着かないときは帰脾湯
心の血が不足することで、過度な不安、動悸につながります。
帰脾湯の酸棗仁・竜眼肉が心の血を養うことで、不安になりにくい体質にしていきます。
不安、気分がふさぐのが気になるときは半夏厚朴湯
半夏厚朴湯の蘇葉・厚朴が気を巡らせ、茯苓が気持ちを落ち着かせます。
不安でのどがふさがる、のどがつかえるときは半夏厚朴湯が適しています。
不安神経症で胸やけもあるときは茯苓飲合半夏厚朴湯
茯苓飲合半夏厚朴湯の蘇葉・厚朴・枳実が気を巡らせ、不安な気持ちを解消し、消化管の運動を助けます。
不安な気持ちと胃酸の逆流があるときは茯苓飲合半夏厚朴湯が適しています。
驚きやすい、オドオドするときは桂枝加竜骨牡蛎湯
不安な気持ちが込みあがりやすい体質の場合、日常的に驚きやすく、オドオドしやすくなります。
桂枝加竜骨牡蛎湯の竜骨・牡蛎が不安な気持ちを鎮めてくれます。
急に泣いてしまう、急に胸がドキドキするときは苓桂甘棗湯
急に動悸がしてきたときは甘味で動悸を鎮めます。
苓桂甘棗湯の甘草・大棗が甘味で緊張を緩め、桂皮・茯苓が動悸を鎮めます。
動悸がでたとき、動悸がでそうなとき、不安で泣いてしまうときの頓服でも服用できます。
不安でお悩みの方は気軽にLINEからご相談ください。漢方で少しでも不安を解消するお手伝いをできればと思います。
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