- 自律神経失調症の原因
- 自律神経失調症におすすめの食べ物
- 自律神経失調症におすすめの生活習慣
- 自律神経失調症におすすめの漢方薬
自律神経失調症の原因は?
ストレス、環境の変化、ホルモンバランスの乱れ、食事、生活習慣などから自律神経失調症のバランスが崩れてしまいます。
自律神経失調症の治し方、生活習慣についてこころ診療所チャンネル様の動画がとてもわかりやすいため、紹介させていただきます。
自律神経失調症におすすめの食べ物
自律神経失調症の多くは気滞の症状があわさっています。
気滞の症状には香りの良いたべものがおすすめです。
- 紫蘇
- 薄荷
- 春菊
- セロリ
- ジャスミンティー
自律神経失調症におすすめの生活習慣
自律神経失調症は気滞の方が多いので、気を巡らせる生活習慣が重要です。
気を巡らせるためには運動がおすすめです。
しっかり肺をつかう、ウォーキング、ジョギングが良いです。
自律神経失調症におすすめのツボ
労宮
労宮(ろうきゅう)は厥陰心包経のつぼで、心熱をとり、精神を安定させてくれます。
自律神経失調症におすすめの漢方薬
イライラが強いときは抑肝散
抑肝散の釣藤鈎・柴胡がイライラの気を巡らせてくれます。
イライラ、怒りやすいときは抑肝散が適しています。
不安、気分の落ち込みがあるときは帰脾湯
帰脾湯の酸棗仁、竜眼肉が心の血を養い、精神を落ち着かせます。
不安が強いときは帰脾湯が適しています。
不眠、不安、イライラがあるときは柴胡加竜骨牡蛎湯
柴胡加竜骨牡蛎湯の竜骨・牡蛎が気持ちを鎮め、柴胡がイライラの気を巡らせます。
不眠と不安、イライラがあるときは柴胡加竜骨牡蛎湯が適しています。
生理前のホルモンバランスの乱れには逍遙散
逍遙散の柴胡・薄荷が気を巡らせ、当帰・芍薬がホルモンバランスを整えます。
生理前にホルモンバランスが乱れるときは逍遙散が適しています。
更年期に自律神経が乱れるときは芎帰調血飲第一加減
芎帰調血飲第一加減は血を養い、ホルモンバランスを整えつつ、気を巡らせてくれます。
更年期の自律神経失調症には芎帰調血飲第一加減が適しています。
産後に自律神経が乱れるときは芎帰調血飲第一加減
産後は気血を消耗した状態です。芎帰調血飲第一加減が気血を補いつつ、気血を巡らせてもくれます。
産後の自律神経の乱れには芎帰調血飲第一加減が適しています。
ホットフラッシュには知柏地黄丸
知柏地黄丸がホットフラッシュの熱を冷ましてくれます。
ホットフラッシュで火照るときは知柏地黄丸が適しています。
自律神経が乱れ、頭痛があるときは釣藤散
釣藤散の釣藤鈎・菊花が気を巡らせ、自律神経を整えつつ、頭痛を緩和します。
自律神経の乱れから頭痛が起こるときは釣藤散が適しています。
不安と吐き気があるときは半夏厚朴湯
半夏厚朴湯の半夏が吐き気を抑え、厚朴・蘇葉が自律神経を整えます。
不安と吐き気があるときは半夏厚朴湯が適しています。
動悸がするときは苓桂甘棗湯
強い不安から動悸があるときは、苓桂甘棗湯が甘味で動悸を鎮めてくれます。
不安で急に動悸がでてくるときは苓桂甘棗湯が適しています。
手の震えには抑肝散か釣藤散
手の震えは気滞から生じます。抑肝散も釣藤散もよく気を巡らせます。
イライラ、手の震えがあるときは抑肝散
頭痛、高血圧もあるときは釣藤散
ストレスから慢性的な下痢には柴苓湯
柴苓湯の柴胡が気を巡らせつつ、白朮などが水を巡らせ、下痢を緩和します。
ストレスと下痢があるときは柴苓湯が適しています。
頻尿があるときは清心蓮子飲
清心蓮子飲の蓮肉が気持ちを落ち着け、車前子が水の巡りを整え、頻尿に効能効果があります。
不安や緊張から頻尿になるときは清心蓮子飲が適しています。
腰痛があるときは五積散
自律神経の乱れから、血行不良になり、腰痛になります。
五積散が気血をめぐらせ、腰痛に効能効果があります。
ストレスで咳がでるときは柴朴湯
柴朴湯の柴胡・紫蘇・厚朴がストレスの気滞をめぐらせ、半夏が咳を抑えます。
ストレスから咳になるときは柴朴湯が適しています。
しびれがあるときは疎経活血湯
自律神経の乱れから、血の巡りが悪くなり、しびれとなります。
疎経活血湯が血を巡らせ、しびれ、神経痛に効能効果があります。
背中の痛みには解労散
気の巡りの悪さが溜まることで背中の痛みになります。
解労散が気を巡らせつつ、ほぐし、背中の痛みに適しています。
慢性の発熱があるときは解労散
気滞がつづくと、熱をもってきます。
解労散が期待をめぐらせ、虚熱をとり、慢性の発熱に効能効果があります。
自律神経失調症でお悩みの方は気軽にLINEからご相談ください。漢方で少しでも息苦しさを解消するお手伝いをできればと思います。