このブログを読むことでドライマウスの漢方での考え方について知っていただけたらと思います。
- ドライマウスとは
- ドライマウスの漢方での考え方
ドライマウス
ドライマウスとは
ドライマウスとは、口の中が慢性的に乾いている状態のことです。
ドライマウスの症状
ドライマウスの症状として、口が渇く、ねばつく、唾液がでない、舌が痛む、口臭などがみられます。
ドライマウスの原因
ドライマウスの原因は様々で、シェーングレン症候群などの疾患、薬の副作用、ストレス、筋肉の低下などが考えられます。
ドライマウスの漢方での考え方
ドライマウスの漢方での原因は陰虚と気虚が考えられます。
陰虚
漢方では、身体の潤いのことを「陰」といいます。「陰」が不足した状態が陰虚です。
漢方では、陰虚でも「浅い」潤いと、「深い」潤いの概念があり、乾燥の深さによってもつかう漢方薬は異なってきます。
気虚
漢方での「気」は食べ物の消化吸収に関係しています。
水分を摂取しても、すぐに流れ出ていっているように感じたことはないですか?
「気」の不足した「気虚」の体質になると、水分を吸収働きが弱くなります。
「気」を補うことで、水分を吸収しやすい体質になります。
治らないドライマウスの原因は?
ドライマウスが治らず、慢性的に続くのは漢方の目線で考えると体質が改善していないためといえます。
とくに陰虚の体質が改善していなければ、身体は乾燥したままです。
ドライマウスがなかなか治らない方はしっかり陰を補っていく必要があります。
ドライマウスの漢方での対応
ドライマウスを漢方で対応する場合は、養陰の漢方薬と、補気の漢方薬をつかうことが多いです。
ただ人によって体質は異なり、つかう漢方薬も異なるため、気軽にご相談くださいませ。