慢性鼻炎に使う漢方薬


慢性鼻炎が気になる方に
慢性鼻炎につかう漢方薬は3つあります。それぞれの違いについて説明します。

・辛夷清肺湯
辛夷清肺湯は小林製薬株式会社の”チクナイン”に入っている漢方薬です。
辛夷清肺湯には石膏、知母、黄芩、山梔子のように熱をとる生薬が多く入っています。鼻水でも黄色く色のついたタイプ、熱感があるタイプの慢性鼻炎に適しています。

色のついた鼻水
☑鼻づまり
☑熱感

・葛根湯加川芎辛夷
葛根湯に川芎・辛夷という鼻づまりを改善する生薬を足したものが葛根湯加川芎辛夷です。葛根湯が入っているため、辛夷清肺湯と反対に温める漢方薬です。熱化していないため、冷え、鼻水にあまり色がついていないタイプの慢性鼻炎に適しています。

鼻水に色はあまりついていない
☑鼻づまり
☑冷え感、ほてりはない

・荊芥連翹湯
荊芥連翹湯は体質的に、慢性鼻炎を起こしやすい方につかう漢方薬です。桔梗・枳実の膿を出す生薬、黄連・黄芩の熱を冷ます生薬、当帰・芍薬の血を養う生薬から構成されています。体質的に、慢性的に鼻に膿がたまりやすい場合は慢性鼻炎になりますが、肌に膿がたまりやすい場合はにきびとなり、荊芥連翹湯はにきびにも応用されます。

慢性鼻炎がなおったり、再発したりする
☑冷えてはいない
☑鼻づまり
☑肌の乾燥、トラブルも起こることがある